平昌オリンピックこぼれ話〜スピードスケート、フィギュア編
【スピードスケート】
スピードスケート女子500mで金メダルを取った小平奈緒、いや〜泣かせてくれました!
日韓の頂上決戦と言われ注目を集めていたこのレース、
銀メダルになって涙を浮かべる韓国のイ・サンファ(李相花)選手を抱きかかえる小平選手の姿に、思わず涙ぐんでしまいました。
5回ほど連続して再生して見て、見る度に涙が止まらず、感動のあまり過呼吸になったくらいハマリました。
ライバルであり親友である二人の友情、いや〜これぞ真のスポーツマンシップ、オリンピックの真髄を見た気がしました。
ところで、せっかくの感動に水を差すようなお話になるんですが…
(涙の止まらない僕にとっても書くのがつらい内容ではあるのですが…)
金メダルの喜びで、あまり報道されなかった今回のレースの不正疑惑について取り上げます。
それは、韓国人のスターターが、小平選手を失格にさせようと画策した疑惑です。
スターターというのは、「ready!」と言って「ドン!(ピストル)」をする人のことです。
この号砲の前に体が動いてしまうと失格になるのです。
では、この ready-go の間のタイミング(時間)はどうだったのでしょうか。
10レース 3.41秒
11レース 3.36秒
12レース 3.70秒
13レース 3.48秒
14レース 4.20秒(小平:金メダル)
15レース 2.91秒(イ・サンファ:銀メダル)
16レース 2.78秒(これが最終レース)
全てのレースで4秒台は小平の14レースのみ。
10レース以降2秒台は15、16レースのみ。
という結果です。
最初に言ったように、この時間の間に体が動けばフライングによる失格となってしまうので、
単純に言えば、この時間が長ければ長いほど失格しやすくなる(短いほど失格しにくい)と言えます。
国際大会でのスターターは、こうした長短による不利益が出ないよう訓練を重ねているはずです、ましてや五輪ならなおさら。
小平選手のレベルなら、それまでのレースを観戦してスターターの号砲のタイミングを頭に入れていたことでしょう。
それを「異常に」長く変えられれば、感覚が狂って体が動いてしまうこともあり得たわけです。
実際、NHKのインタビューで小平選手はその点に触れています。
「readyからgoの間がちょっとあって、しかも音がしたので体がピクって動いてしまって、フライングを取られるかと思ってしまいました」。
競技のビデオを詳細に確認したところ、たしかに「ready」の後、かすかな金属音が入り、小平選手がほんのわずか(よく見ないとわからないレベル)ピクっと動いています。
並みの選手なら、これで精神的に動揺してしまうところ、以降の滑りで五輪新を出したのはすごいことだとあらためて思います。
ただ、やはりスタート時の影響はタイムに表れていて、最初の100mのタイムでは、
小平選手 10.26秒
イ選手 10.20秒
と、小平選手の方が負けています。
もうこれ以上くどくど説明する気は起きません。
こうした表に現れにくい「妨害工作」にもかかわらず金メダルを取った小平選手の強さ、そして相手選手を思いやる優しさには敬服の念が止みません。
【男子フィギュア】
羽生結弦選手が金、宇野昌磨選手が銀を取ったこの種目、あらためて言うまでもないでしょう。
こうした「採点競技」には疑惑や不正がつきものと言われていますが(情けない話だ!)、
今回の競技について、国際スケート連盟の規律委員会は中国人ジャッジ(審査員)について、不正ジャッジの調査をする方針だということです。
まぁ、おかしいと言えば中国人ジャッジだけではなく、スペイン選手に1位をつけたスペイン人ジャッジとか、全般的におかしい採点のアメリカ人ジャッジもいましたが…
中国人のおばさん、失礼!、お姉さんジャッジは、あまりにも「ミエミエ」でしたね。
中国の金博洋選手について、SP、フリーともとんでもない高得点をつける1位判定。
中国人ジャッジだけで言えば、金博洋選手は『世界最高得点での金メダル!』ってことですから、正気の沙汰じゃありません!(笑)
しかも、メダル争いのライバルであるフェルナンデスと宇野選手には、審査員9人中最も低い評価をつけるあからさまな「忖度」!(笑)←いや、笑いごとじゃ済まん!
この中国人お姉さんジャッジ、どこで頭のネジが緩んでしまったのでしょう?
そのヒントとなる写真がありましたぁ〜!
それが日記に添付した写真。
いや〜あらためて見ると、金博洋選手って結構なイケメン。
そのイケメン選手と腕組みして満面の笑みを浮かべるお姉さんジャッジ。
おばさんって、やっぱイケメンに弱いんでしょうなぁ〜(あ、失礼、お姉さん!)
「羽生ク〜ン!」って声*を送ってるウチの女房を見ていたら(写真集まで買ったりして)、
なーんか、中国人おばさん、いや、お姉さんジャッジを非難する気も失せましたわ(汗)
…平昌五輪、25日の閉会式まであと2日。イカサマはもう終わりにして欲しいわさ。
(参考までに〜過去の五輪関連日記〜)
・2/9 お笑い平昌オリンピック〜平昌デザート編
・1/31 お笑い平昌オリンピック〜平昌バーガー編
・1/27 お笑い平昌オリンピック〜記念硬貨・記念紙幣編
・1/20 お笑い平昌オリンピック〜交通・宿泊編
・1/17 お笑い平昌オリンピック〜広報ビデオ編